かつてプロ野球で、近鉄バッファローズなど経営的に厳しい球団が誕生し、リーグの12球団の存続が危ぶまれた時に、当時のライブドアの堀江社長が新規参入に手を挙げたとき、おっ野球を存続させる救世主があらわれたとたたえられるかと思いきや、他の古株の球団オーナーなどは大反対。ベンチャー企業にも似たこの会社、しかもヒルズ族で若く、頭もよく、小生意気と来たら、古株の老人オーナーは新入りを徹底的にたたきました。マスコミもそうでした。ここで見えたのは日本社会の閉鎖的な側面があらわになりました。
何を言いたいかというと、アメリカのような実力主義とか、年功序列でないフラットな社会などなく、村八分に代表されるような、新入りははじかれる、出る杭はうつという、ことわざにもあるように、脅威に感じる異分子は徹底的にたたくのが伝統です。

日本はまだまだ能力主義は早い

よく求人広告などで、我が社は実力主義で、仕事ができる人は年に関係なく昇給します。どんどん意見をいってください。というような謳い文句がありますが、実際にそういうことをするとひどい目にあうというコントみたいな事もあります。バイト先はそれが顕著で、よく小学校に来た転校生、特に関西圏に来た東京ッ子などがきたらいじめられると言います。語弊がありますが、大阪のような閉鎖的な土地だと、関西弁をしゃべらない東京っ子はものめづらしく、その子がお調子者でガツガツいける子ならいいのですが、普通におとなしい子だと徹底的にいじめにあったりします。今の時代はもう関西でもそこまで地方感が強くないですが、昔はあるのだと思います。沖縄に内地といわれる本島の人間が移住してきたら、認めなくて無視する、田舎は人がやさしいと思っていたら全然ちがって東京にまた戻ってきた。そんなことはよくある話で、まだまだ日本社会には根強く閉鎖的な社会が出来上がっているのです。ですからバイトのようなあまり教養のない族のあつまるような社会では、自分の自宅から数キロ圏内の世界で、自分中心に回っているので、異分子は認められません。どうすればいいのか、沖縄でも数年がんばったら村の人が認めてくれたという例があるので、時間が解決してくれるのかもしれません。しかし、それまでまてるかというのが最大の問題ですが。